民主主義(民主政治)が成立するための条件(4)法の支配

いくら正しい選挙が行われてもそこで選ばれた人が法を無視しては民主主義は成立しません。民意は、議会を通して法律として記述されます。法が為政者を支配するというのが「法の支配」です。歴史的には、王の身勝手に対して貴族の議会が法によって手かせ足か…

選挙制度改革の検討・提言

今回の選挙結果を受けて、得票率に応じて議席を配分する比例代表制の選挙制度に改めることが一部の政党から要望されています。比例代表制は、民意を反映するという点では優れていますが下記の問題点もあります。①多党化の時代、中小政党が多数存立し、連立協…

民主主義(民主政治)が成立するための条件(3)選挙制度

<条件3:選挙制度>三つ目の条件は、民意が反映される選挙制度です。先の2月8日投開票の衆議院議員選挙における自民党の得票率です。小選挙区:49.2%比例区:36.7%獲得した議席数は、定員:465自民当選者:316(68%) <小選挙区:2…

民主主義(民主政治)が成立するための条件(2)有権者

報道のあり方が問題ですね、というのを(1)で指摘しましたが、その受け手である、有権者の側の条件を論じます。<条件2:有権者>玉石混交の情報の中で、どれが正しい情報かを取捨選択するのは、情報の受け手である読者・利用者の側になります。ここで、…

民主主義(民主政治)が成立するための条件(1)報道

民主的な憲法があって、選挙で政権が選ばれていれば、それで民主主義は成立しているというほど、民主主義は簡単ではありません。第一次世界大戦後のドイツで、当時、世界でもっとも民主的だと言われたワーマール憲法が作られましたが、この憲法のもとで行わ…

民主主義は正しいか?

表題の意味は、民主主義というシステムが正しいか? という意味ではありません。民主主義が導き出した結論が正しいか?という意味です。要するに、多数の意見は正しいか?という意味です。日本が日露戦争を起こすときに、御前会議が開かれています。この御前…

高市政権が支持される合理的な理由

あなたは、株を持っていますか?株を持っている人には、高市自民を支持する合理的な理由があります。安倍政権の時もそうでしたが、安倍政権が登場するというだけで、株価が高騰しました。高市早苗が自民党総裁になり、首相になるというだけで、株価は高騰し…

『永遠の嘘をついてくれ』

『永遠の嘘をついてくれ』は、吉田拓郎の歌で、中島みゆきが、拓郎のために書き下ろした曲です。歌詞の一部を抜粋します。「永遠の嘘を聞きたくて 今日もまだこの街で酔っている 永遠の嘘を聞きたくて 今はまだ二人とも旅の途中だと 君よ永遠の嘘をついてく…

高市自・維連立政権へ投票の勧め

日本も「核保有」するか、米国の核を共同運用する「核共有」をするべきだ、とお考えの方は、高市自・維連立政権へ投票して下さい。これまで、50年以上、歴代政権が擁護してきた、「非核三原則」を見直して、核の持ち込みを認めるべきだとお考えの方は高市…

エバーグリーンズの定期コンサート(第5回)

2026年1月26日地区の公民館で、バンドのコンサートをしました。バンド名:エバーグリーンズ<楽器編成>アルトサックステナーサックス(orソプラノサックス)クラリネットベースギター知っている曲があったら、聞いてみて下さい。オープニング~見上…

10年物国債の金利上昇

1月20日、10年国債の利回りが、一時、2.350%になったと、ニュースが報じていました。自民党総裁選挙前の昨年9月22日には、1.665%だったという記事がありました。こういう数字を見てもよくわからないので、仮に国の借金1300兆円がこ…

高市首相の解散記者会見

Arc Times(アーク・タイムズ)というユーチューブのニュース番組があります。尾形聡彦(としひこ)というキャスターがやっています。1月19日に、立憲民主と公明の記者会見や、高市首相の衆院解散の記者会見があり、尾形キャスターの取材を聞いてみました…

「貧乏人は麦を食え」

今と同じように、米価の高騰が問題になったことが過去にもあったんですね。1950年12月7日、参議院予算委員会で、野党議員(木村禧八郎;日本社会党)から、高騰する米価問題への政府見解について質問され、政府側として答弁に立ったのが、大蔵大臣・…

首相による衆議院の解散権

このところ、新聞は、高市首相による衆議院の解散を報じていました。この時期の解散については、党利党略だとか、私利私欲だとか、国民生活を顧みないとか、いろいろと批判する声もあります。元衆議院議長で元自民党総裁の河野洋平氏は、首相の解散権の行使…

「文化の日」を 「明治の日」に?

12月17日の毎日新聞夕刊に載っていた、吉井理記(オピニオン編集部)のコラムを紹介します。<以下、記事の抜粋転記>11月3日の「文化の日」を「明治の日」に改める政治運動が大詰めを迎えつつある。11月3日は明治天皇の誕生日で、大日本帝国時代…

自・維連立政権合意書~「日本国国章損壊罪」

自・維連立政権合意書で「日本国国章損壊罪」の制定が謳われています。これは、高市自・維連立政権の性格をよく表しています。参政党はすでに法案を提出しています。アメリカでは、トランプが去年8月、国旗に対する冒涜(ぼうとく)を「攻撃的で挑発的」と…

コメ最高値4416円 5キロ平均 2週ぶり上昇

表題は、農水省が1月9日に発表したコメの価格です。初めて4,400円を上回りました。数年前まで、私は10kg3000円ぐらいのコメを買っていました。先日、買ったコメは、5kg4000円以上でした。以前の、倍以上ですね。アベノミクス以来、日…

山極寿一・京大名誉教授の講演から

このところ、パワーポリティクスが蔓延しています。なぜ、そういうことになるのかを考える上で、とても示唆に富む講話がありました。私はこれをnijinokanata2さんのブログで知りました。人類学者・山極寿一の講演です。「暴力と戦争の由来~ゴリラの視点から…

寺島実郎氏の言葉

日本総合研究所会長・寺島実郎氏へのインタビュー記事が新聞(1月9日、毎日新聞朝刊)に出ていて、留意すべき言葉を述べておられたので紹介します。<以下、寺島実郎氏の言葉を転載>「力こそ正義」という価値観が広がる中、その誘惑にのって、軍事力には…

円売り加速 一時158円台

表題の新聞の小さな記事が目にとまりました。(1月11日、毎日新聞朝刊)「9日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=158円18銭を付けた。昨年1月中旬以来、約1年ぶりの円安・ドル高水準。」高市早苗が自民総裁に決ま…

「司法は大統領のために」(2)

(1)では、アメリカのトランプが司法を私物化しているという記事を紹介しました。ここ日本でも、「司法の私物化」は見られます。近年も、そしてずっと昔も。現トランプの米国も、そして日本の政権にも、「法」を尊重しようという倫理観を持たない人たちが…

「司法は大統領のために」(1)

昨年の暮れ、表題の見出しの記事が毎日新聞に掲載されていました。同紙の北米総局長が、トランプによる「司法の私物化」を報じています。<以下、記事の抜粋>~1時間の解雇劇~4月11日午後3時ごろ、司法省のピーター・カーさん(49)の部屋に警備員…

中部電力が基準地震動を恣意的に選定

浜岡原発(中部電力)が、耐震設計などのもとになる基準地震動を恣意的に選定し、過小評価する不適切行為があったという記事が出ていました(1月6日毎日新聞朝刊)。「ブルータス、お前もか」です。東京電力は、市民からの指摘を無視して、都合の悪いデー…

ウミガメの赤ちゃんはメスばかりだった

2022年に出ていた報道です。気候変動による気温上昇のため、フロリダ州のビーチで生まれたウメガメが雌ばかりだったという話です。卵の埋められている砂の温度がウミガメの性別を決定づけ、より高温で卵が孵化すると雌が生まれることになるのです。この…

歌声クラブ (2025年12月)

毎月、地区の公民館で「歌声クラブ」というのをやっています。歌詞をプロジェクターでスクリーンに投影し、私がギターで伴奏をして、みなさんに歌っていただいています。12月は、14名の方が参加して下さいました。毎月14曲を歌っています。演奏後に、…

自・維連立政権合意書~選択的夫婦別姓

自・維連立政権合意書では、その「三、皇室・憲法改正・家族制度など」の項目で、選択的夫婦別姓について記述されています。転載します。「戸籍制度および同一戸籍・同一氏の原則を維持しながら、社会生活のあらゆる場面で旧姓使用に法的効力を与える制度を…

来年度予算案122兆円前後 過去最大(2)

岸田さんが、「新しい資本主義」を考えるという動きをしたことは、安倍さんとしては、アベノミクスが否定されるようで、気分が悪かったと思います。そして、安倍後継の高市政権は、「新しい資本主義会議」を廃止するそうです。そもそものことを言わせていた…

来年度予算案122兆円前後 過去最大(1)

先日(12月23日)の朝刊一面に表題の見出しが出ていました。ここ数年、毎度、「過去最大」の文字をみるとがっかりします。自分の財布からお金がでるわけではないのですが、身を削られるような気がします。「25年度当初予算の115兆・・円を大幅に上…

ケネディー大統領暗殺(3)

<オズワルド単独犯行説への疑問>オズワルドは、テキサス教科書倉庫ビルの6階から、パレードのオープンカーに乗っているケネディーを背後から狙撃しています。車は教科書倉庫ビルから遠ざかる方向に直線にゆっくり進んでいたので、狙撃するにはうってつけ…

ケネディー大統領暗殺(2)

<暗殺の動機② ベトナム戦争> ベトナム戦争は、ケネディー政権下で、介入が本格化するのですが、この時点では、戦争は、南ベトナム政府軍と南ベトナム解放民族戦線との内戦であり、米軍が直接、前面に出て解放戦線と対峙することは避けられていました。当時…