家族社会学が専門の、京都産業大教授・落合恵美子さんは、
高校の教科書の執筆もしているそうですが、
2001年に文部科学省の検定を通った
「倫理」の教科書に、次のように記述していました。
「近代以前には、
性的に自由な社会がかなり存在した。
江戸時代までの日本はその典型例であり、
同性愛もまれではなかった。
また、処女にこだわる価値観もなかったので、
離婚も再婚もたいへん多かった」
ところが、2005年度の検定では、
この箇所は丸ごと削除されたそうです。
自分が好ましいと思えることだけが、歴史だ、
不都合なことは、歴史として認めたくない、
ということでしょうか?
地区の公民館で
「三世代交流・ふれ愛広場」という催しがあって、
私は、そこで歌のコーナーを担当していました。
みんなが歌える歌を選曲しなければならないので、
候補曲のリストを作成して、中学生(2名)に、
「この曲知ってる?」と聞いたことがあります。
「きよしこの夜」は、二人とも知りませんでした。
私たちの頃は、小学校の音楽の教科書に載っていました。
讃美歌の中では最も有名な曲だと思います。
世界中で歌われています。
なんだか日本は世界の文化から取り残されるのではないかと、
余計な心配をしてしまいます。
「日本は神の国だ」と言った、総理・総裁もいました。
「キリスト教の歌などを載せるのはけしからん」
とでも言った人がいたのでしょうか?
まさか、そんなことはないだろうとは思いますが、
「開いた口が塞がらない」
ような発言をされる議員さんも多いので、
あながちあり得ないことでもありません。
真偽のほどは不明ですが。
今日、童謡・唱歌は、子供のための歌ではなく、
高齢者のための歌になっています。
どういう童謡・唱歌だったら子供でも知っているか
を調べようと、小学1年~6年の音楽の教科書を
貸してもらったことがあります。
紙面に限りがある中、
新しい歌も入れなくてはいけないので、
古い歌が割愛されるのは、当然のことです。
ただ、一曲だけ、
1年から6年までの、すべての教科書に
記載されている曲がありました。
「君が代」です。
自民保守派文教族の影響を感じます。