ウクライナの戦争と日本(3)

<3.住民を略奪・虐殺・レイプし、>

ウクライナで残虐な行為をしたロシア兵は、
国に帰って、それを自慢話のように語るでしょうか?

そんなことは、ありません。
そういうことは、話さないものです。
国にもどったら、普通のロシアの青年なのでしょう。

ロシアのメディアもそういうことは、
報道しません。

多くの日本軍兵士もそうだったと思います。
みんな墓場まで持って行ったと思います。

当時のメディアは、
大本営発表をそのまま報道することが求められていたので、
そんなことは報道されるはずがありません。

最近、マレーシアから日本に来ている人が、

「自分たちの教科書では、
日本軍による占領に20~30ページが
費やされているが、

日本の教科書では、
2~3行しか書かれていない」
と語っていました。

つまり、戦後の日本の教科書でも、
日本軍に不都合なことは、
なるべく書かないようになっています。

これは、事実を記述することを、
自虐史観」だとして、排撃する、

自民党右派の文教族議員による、多年に渡る、
文部省(現、文部科学省)支配の
努力の「成果」です。

私は、このブログで、時に触れて、
昭和史の「復習」を試みていますが、
実際は、「復習」ではありません。

「復習」というのは、
一度習ったことを、
再度学習することを言いますが、

実は、一度も習っていないのです。

教科書に載っているのは、
事件名と年号ぐらいで、
そのくわしい内容を私たちは知らないのです。

「マニラ大虐殺」などは、名前も知りませんでした。
おそらく、教科書には
載っていないのではないでしょうか。

ゲリラと民間人の区別がつかないため、
婦女子、子供も含め、虐殺しています。

第二次世界大戦中、フィリピンでの
日本人の死者は、50万人、
フィリピン人は、100万人、

マニラ市街戦では、
10万人以上の民間人が犠牲になっています。

先ほどの、マレーシアやフィリピンの例でも、
彼らが知っていることを、私たちは知らないのです。

これで、私たちは、アジアの人々と
本当の交流ができるのでしょうか?
大いに疑問です。

歴史認識の違い」などと言う
生易しいものではありません。
そもそも日本人は、歴史を知らないのです。

百田尚樹は、「日本国紀」で、
「日本軍は行儀のよい軍隊であった」
などと、無邪気なことを言っていますが、

実態はそうではありません。

東京の参謀が、南方の現地を視察して、
現地住民に対する、略奪・虐殺・レイプの
ひどさを嘆いた日記がありました。

大東亜共栄圏の理想のために、
現地でがんばっていた日本人が、
それに反する軍の動きの中で挫折していました。