先のブログで、
「アメリカの司法がやばい」
という記事を書きました。
でも、ずっとそれ以前から、
「日本の司法がやばい」
という認識を持っています。
「三権分立」ということが言われますが、
ほんとうに、
「三権分立」になっているのでしょうか?
卑近な例を言います。
皆さんは、最高裁判所長官の名前を知っていますか?
私は知りません。
最高裁判所の長官が、退任する、就任するという新聞記事は、
一応出てはいます。退任にあたってのことば、
就任にあたってのことばも、一応紹介されています。
でも、その記事は1面、2面、3面ではなく、もっと後ろの方です。
扱いは、警察庁長官、警視総監よりも下です。
このことは、世間が認識する最高裁判所長官の地位が
いかに低いかを如実に現わしています。
そうです。
日本における、最高裁判所長官の地位は低いのです。
なぜ低いのか?
それは、本来やるべき仕事をしていないから
低いのです。
裁判所の地位の低下は、裁判所自らが招いたものです。
裁判所には、「違憲立法審査権」がありながら、
ひたすら、その行使から逃げているのです。
なぜ、逃げているのか?
彼らは、「裁判官」として、
独立していなければならないのですが、
「裁判官」であるよりも、「官僚」のような人が多いようです。
「裁判官」は、独立して、
自らの良心と法のみに従って、
判決を出さなければなりません。
ですが、
最高裁の判事は、内閣によって、
指名(長官)、任命されます。
このために、政権に忖度し、
違憲判決をあまり出さない、
もしくは、政府に都合の良い判決を出す、
という傾向があるように、
私には感じられます。
そして、日本では長期に渡って
自民党政権が続いているため、
そういう傾向が固定化されています。