総裁選挙で、高市総裁を選んだのは、
自民党員でした。
議員票も高市が多数でしたが、わずか4票の差でした。
高市総裁を誕生させたのは、党員の力が大きかったと言えます。
物価高が現在の国民生活の問題点という認識では、
各総裁候補者も、マスコミも一致していたと思います。
現在の物価高の原因は、個別的な要因としては、
ロシアのウクライナ侵略による、石油価格の高騰や、
コメの生産・供給不足による米価の高騰、などがあります。
が、全般的な要因としては、
アベノミクスの黒田緩和(異次元緩和)がもたらした、
円安があります。
日本は、エネルギーも食料も多くを輸入に頼っていますから、
円安は、ダイレクトに物価高に直結します。
円安は、輸出企業を利する一方、
物価高で国民生活を苦しめたというのが、
アベノミクスの効果です。
かつて、円が100円ぐらいの時、
誇らしい気持ちを感じたものです。
国のステイタスが上がったような、
日本の価値が高くなったという感じがしました。
日本の経済力が、それだけ国際的に高く評価されている、
と思ったものです。
(何しろ、子供のころは1ドル:360円でしたからね)
ところが、円安で、
例えば、アメリカから牛肉1kg、1000円で買えていたものが、
今は1500円出さないと買えないのですから、
それだけ、日本は貧しくなりました。
なお、GDPでは、一度追い抜いていたドイツからも
再び追い抜かれました。
アベノミクスにより、
対外的に日本の経済は低く評価されるようになり、
国民は貧困化したのに、
そのアベノミクスを総括することなく、
安倍後継を自他ともに認める高市を総裁に選ぶとは、
自民党員は、いったい何を考えているのでしょうか?
まったく、理解できません。