浜岡原発(中部電力)が、
耐震設計などのもとになる基準地震動を
恣意的に選定し、過小評価する
不適切行為があったという
記事が出ていました(1月6日毎日新聞朝刊)。
「ブルータス、お前もか」です。
東京電力は、市民からの指摘を無視して、
都合の悪いデータは見ないようにし、
未曽有の原発事故を起こしました。
今回の中部電力の意図も容易に推測できます。
もし、正しいデータで算出すると、
具合が悪いから、
データを「意図的に選定し、
地震動を過小評価していた」
のです。
なぜ、そんなことをしないといけないのか?
耐震設計に大幅な影響が出て、
再稼働が遅れるからです。
あるいは、耐震工事の費用が大幅に膨れ上がり、
とても原子力発電では採算がとれないことが明らかになり、
原発計画そのものをやめないといけなくなるからです。
原発をめぐっては、これまでも多方面で
いろんな不祥事が発生しています。
合理性、倫理性よりも、
❝既定方針を死守する❞
❝お金を優先する❞
ということではないでしょうか?
同じ朝刊で、首相の伊勢神宮参拝の記事が出ていました。
わざわざそんなに遠くまでいかなくても、
近場の明治神宮ぐらいですませれば、
とも思いましたが、
伊勢神宮は格が違うんですね。
天照大御神を祭っていますから。
総理大臣も格が違いますから、
別格の人が、別格の神社にお参りしているのです。
総理大臣になったからには、
やはり、伊勢神宮参拝は、
ステイタスシンボルなのかも知れません。
伊勢神宮に参拝されるのは結構なのですが、
私が腑に落ちないのは、
総理大臣が、みんな行っているということです。
「総理になられた方は、みなさん参拝なさってますよ」
と言われると、同調してしまう
日本人的気質を歴代総理はお持ちなのでしょうか?
1967年の佐藤栄作首相以後、
みんな参拝しています。
唯一の例外が、1995年の
村山富市首相だったそうです。
このひとは自分を持っていた人だったのでしょう。
民主党政権でも、すべての総理大臣が参拝しています。
1967年以降というと、
大平正芳、麻生太郎、石破茂という人もいます。
これらの方は、クリスチャンだと聞いていますが、
そういうことは、あまり関係がないのですかね。
どうも、日本人の宗教観はよくわかりません。
年明けのビッグなニュースは、
アメリカ・トランプのベネズエラ軍事攻撃による
マドゥロ大統領拘束でした。
トランプは、麻薬もあるけど、
石油利権も狙っているそうです。
帝国主義根性丸出しです。
19世紀、20世紀の
帝国主義戦争の時代に逆戻りです。
トランプは、南北アメリカは
アメリカ帝国が支配する植民地と思っている様です。
プーチンは大ロシア帝国を、
習近平は中華帝国を夢見ている様です。
そして、ここ日本では、
我らの軍国少女・早苗ちゃんが、
大日本帝国の再興を目指しています。
世界中で、パワーポリティクスが蔓延していますが、
勘違いしないでくださいね。
これらの人達が、標準ではありません。
世界のスタンダードではありません。
法の支配、人権、民主主義に
価値をおく、人・国でなければ、
いくら国内で支持されても、
広く世界のコンセンサスを得られるものではありません。