自衛隊旗、自衛艦旗

以前、陸上自衛隊の「自衛隊旗」を見たとき、
一応、旭日旗なのですが、正方形に近く、
旧日本軍の軍旗とは、まったく趣を異にしていました。

見慣れた旗とは違っていましたが、
旧軍とは、一線を画す意図が感じられ、
納得していました。

ところが、数年以上経って、
海上自衛隊の、「自衛艦旗」を見ました。

何と、これが旧軍の旭日旗そっくりなので、
びっくりしました。

自衛隊は、旧軍とは一線を画した存在だったのでは?

たしかに、警察予備隊自衛隊の前身、1950年発足。2年後、1952年に保安隊に改組。さらに2年後、1954年に自衛隊に改組)の発足当時は、旧軍の関係者が、
多数入隊したと思います。

私の知っている方は、軍隊にあこがれて、陸軍幼年学校に入り、
軍人になるのが夢だったところが、敗戦で夢が果たせなかったそうです。

そこで、警察予備隊ができたときには、親の反対を押し切って入隊したそうです。

ヘルメットをかぶって、ジープに乗った、若いころのご自身の写真を、
財布に入れて持ち運んでいて、私に見せて下さいました。
彼は、自衛隊一期生だったわけです。

この方のように、自衛隊発足時に入隊した人達の中には、
旧軍のイメージを自衛隊に重ね合わせた方々もいらっしゃったことは、
容易に想像できます。

それにしても、旗は隊の象徴で、その精神を表すものです。

旧帝国海軍の旭日旗をそのまま「自衛艦旗」に採用したということは、
「旧帝国海軍の海軍魂を我々は継承している」ということを、
内外に示すことになります。

これは、受け入れられません。

旧軍の在り方を反省し、新憲法を制定して、
新生日本となった中で発足した自衛隊は、
当然、旧軍とは異なる理念を持っているはずです。

その象徴である、「自衛艦旗」が、
旧軍の旭日旗でいいはずがありません。

これを見て、日本人は、それでいいのでしょうか?

歴史を知らないノンポリなのでしょうか?
旗を見ても何もかんじない、鈍感人なのでしょうか?
旧軍に心酔し、その復活を企てている確信犯なのでしょうか?

韓国軍が、旭日旗を掲げた自衛隊の艦船の入港を拒否したことがありました。
私は、韓国側の気持ちの方が共感できます。
日本人は、無神経だと思います。